鈴城心雪

▮久野遥叶について

「遥叶様はとても優しくて、当時かなりの臆病だった私にも変わらず接してくれていました。今でも時々あの温かさが恋しくなってしまうときがあります…。」

「風寧様、以前よりも心が安定しているようで安心しました。前はずっと怖い顔をしていましたから…。この前久しぶりに会ったときに、その…私たちのことを褒めてくださいまして…え？顔が赤い…？…………この話はやめましょう！い、今は旅先で何事もないことを祈るばかりですね…！」

「いつも明るくて場の雰囲気を明るくしてくれます。所謂ムードメーカーというものでしょうか？…え？女の子に人気？そうなんだ……そういえば、前に律様がネイルアートをしてくれたことがあります。とっても綺麗で可愛くて…もしかして、そういったところに起因しているのでしょうか？」

「柚季ちゃんとは昔から一緒で、私が困っているときに助けてくれる優しい友達です。小さい頃によくお互いの家に泊まり合っていたのですが、最近またそういうことが増えてきていて、とっても嬉しいです…！できれば助けてくれたときのお礼もしたいのですが…それだけはいつもはぐらかされてしまうんですよね…うぅ…。」

「私兵組織にいると知ったときはとても驚きましたが、遥叶様は楽しくやれているようでほっとしました。この先、私たちと同じような生活を送ることはきっとないのでしょう。けれど、私は遥叶様と一目会えるだけでも嬉しいです。」

「その…柚季ちゃんや風寧様は嫌っていますが、彼自身はそれほど酷い方ではないのではないでしょうか…？確かに立場はとても怖い方ですが…遥叶様が好いているようなので、なんとなくそんな気がします。」

最終更新日2025/6/29